滋賀県内では、平成15年の長浜バイオ大学設立以降、北部地域を中心に産業集積基盤の形成が進められるとともに、立命館大学生命科学部・薬学部、滋賀医科大学といったライフサイエンス系学部に加えて、平成27年4月に龍谷大学農学部、平成29年4月に国立環境研究所琵琶湖分室、平成30年4月には立命館大学食マネジメント学部が開学されるなど、バイオ・ライフサイエンス領域における基盤強化が進められてきた。
こうした中、滋賀バイオ産業推進機構は平成18年に設立以降、企業や大学、研究機関、産業振興団体などの幅広い参画を得て、主にセミナーの開催による普及啓発を中心に、情報提供、産学官の交流・連携の場づくり当の取組を通じ、バイオ産業の振興を図ってきた。
令和4年度もひきつづき、本県のバイオ産業を先導するパイロットプロジェクトの形成を目的とし、新たな企業ニーズの発掘とマッチング支援等を進める。
Ⅰ.組織の管理運営
1.理事会等の開催
|
当機構の運営方針、事業計画・事業報告、収支予算・決算等必要な事項を審議・決定し、事業の企画・運営等を行うため、各種会議を開催する。
・理事会(年2回:6月、3月頃予定)
・総会 (年1回開催:6月予定)
|
Ⅱ.事業の実施
1.産学官連携促進事業
〇バイオ・プロジェクト創出サロン事業
|
県内企業が抱えている課題や問題について、サロン運営委員から助言をいただき、課題共有から解決を図る相談会を実施する。バイオ・プロジェクト形成支援事業助成金も活用し、新たな技術や製品の開発に向けた芽出しを図るとともに、外部競争的資金の獲得を見据えたバイオ関連のプロジェクト構築を目指す。
また、相談会に参加する企業の発掘のため積極的な企業訪問を行い、ホームページやチラシ作成による周知活動も実施し、県内企業への呼びかけを行う。 |
2.産業化促進事業
|
会員企業や機関等の研究開発、ビジネス活動の状況、抱える課題の共有等について、訪問等により情報の収集や整理を行うとともに、会員に関する情報や補助金等の支援策の情報を、ホームページや会員メール等により情報発信を行う。 |
3.その他関連事業
|
本機構の目的を達成するため、関係機関との共催・後援事業の実施、会議、イベント等への参加などを行う。(随時) |
区
分 |
予算額 |
摘要 |
会費収入 |
0 |
会費 |
0 |
負担金収入 |
0 |
県負担金 |
0 |
前年度繰越金 |
1,465 |
前年度繰越金 |
1,465 |
合
計 |
1,465 |
|
区
分 |
予算額 |
摘要 |
管理費 |
400 |
会議費
総会、理事会等 |
300 |
事務費 |
100 |
事業費 |
500 |
産学官連携促進事業
バイオ・プロジェクト創出サロン事業 |
500 |
産業化促進事業
情報収集・発信事業 |
0 |
その他 |
565 |
予備費 |
565 |
合計 |
1,465 |
|
|