新たにバイオ分野への参入をめざす企業の方々を対象に、バイオビジネスを立ち上げるきっかけとしていただくためのセミナーを開催しました。今回のセミナーでは、まず自社のコア技術の認識と活用するための取組方法を（資）パンカルの竹内様からご紹介いただきました。そして、コア技術を活用し、産学官連携しながら新たにバイオ事業を立ち上げて成功された事例として、（株）マルイの圓井様および（株）カケンジェネックスの後藤様から事業化に至った経緯や事業化に対するリスク管理など詳しくご紹介いただきました。どちらの企業様も、まずは今回のようなセミナーやシンポジウムに参加して情報収集をすること、大学の知的資源をうまく活用することがキーポイントだそうです。
　また、こういった事業化の支援について「ぜひ、（財）滋賀県産業支援プラザの活用を！」と同支援プラザ西岡様からご説明いただきました。開催結果については以下のとおりです。

１．主催等
　　・主催：滋賀バイオ産業推進機構
　　・共催：滋賀県、有限責任中間法人バイオビジネス創出研究会
　　・後援：近畿経済産業局、ＮＰＯ法人近畿バイオインダストリー振興会議

２．日時・場所
　　・日時：平成１９年(2007年）８月２９日（水）　14:30〜17:20
　　・場所：ホテルニューオウミ（滋賀県近江八幡市）

３．プログラム　

時　間	配分	内　　　　　　容	講師等
14:30 　 〜14:40	10分	開会挨拶	研究技術交流部会運営委員会 運営委員長　下西　康嗣
14:40 　〜15:20	40分	講演１ コア技術の活用と認識について	（資）パンカル 代表　竹内　肇　氏
15:20 　〜16:00	40分	講演２ 「ものづくり」を活かしたバイオビジネスフロントランナーとしての挑戦 〜中小企業にとって、参入障壁の高いハードルを如何に越えようとしているか〜	（株）マルイ 代表取締役社長 圓井　健敏　氏
16:15 　〜16:30	15分	講演３ 滋賀県の起業化支援について	（財）滋賀県産業支援プラザ 新事業支援部長 西岡　孝幸　氏
16:30 　〜17:10	40分	講演４ メカトロ・ロボット技術を活かしたバイオビジネスへの挑戦	（株）カケンジェネックス 専務取締役 後藤　征人　氏
17:10 　〜17:20	10分	閉会挨拶	有限責任中間法人 バイオビジネス創出研究会 代表理事　森　建司　氏

４．参加者　　４７人（会員２８名、非会員１９名）　

５．参加費 　講演会　会員：無料 　非会員：１０００円 　　　　　　　　
　　

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