滋賀県と滋賀バイオ産業推進機構は、バイオサイエンス・ビジネスの最新の話題について、「第４回びわこバイオ国際セミナー」を開催しました。
　今年は、「湖水の生き物に学ぶ〜ゲノムから産業へ〜」をテーマに、ドイツ・ヴュルツブルク大学　教授　マンフレッド・シャートル　氏をはじめとする国内外で活躍されているトップクラスの講師を迎え、地域資源である豊かな生物資源と多くの固有種を有する「琵琶湖」に着目し、湖水の生き物と科学技術を活かしながら、医療、工業、水産、食品、環境など多岐にわたる新たなビジネスへの可能性を探りました。


１．主催等
　　　主催：滋賀県・滋賀バイオ産業推進機構
　　後援：経済産業省、文部科学省、農林水産省、長浜市、長浜バイオ大学、
　　　 　　 財団法人バイオインダストリー協会、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議、
　　　　　　有限責任中間法人バイオビジネス創出研究会

２．日時・場所
　　・日時：平成１９年(2007年）１１月２１日（水）　10:00〜17:00
　　・場所：北ビワコホテルグラツィエ（長浜市港町）

３．プログラム
　

時　間	配分	内　　　　　　容	講師等
10:00 　 〜10:15	15分	主催者挨拶	滋賀バイオ産業推進機構 理事長　熊谷　英彦
10:15 〜11:00	45分	「ニジマスからビワマスは生まれるか？ -魚類生殖細胞移植を用いた絶滅危惧種の保存-」	東京海洋大学海洋科学部 海洋生物資源学科 准教授　吉崎悟朗　氏
11:00 　〜11:45	45分	「琵琶湖に眠る生物資源の活用」	京都大学大学院 農学研究科・応用生物科学専攻 准教授　豊原治彦　氏
13:30 　〜14:45	75分	基調講演 「メダカを使ったメラノーマ（悪性黒色腫）の研究について	ドイツ・ヴュルツブルク大学 医学部生化学専攻 教授　ﾏﾝﾌﾚｯﾄﾞ・ｼｬｰﾄﾙ　氏
14:45 　〜15:15	30分	「メダカのゲノム解析と医療」	長浜バイオ大学特別招聘教授 慶應義塾大学名誉教授 清水信義　氏
15:30 〜16:15	45分	「生体防御としての抗菌ペプチド −湖水生物からのメッセージ−」	東亞合成(株) 先端科学研究所 研究所長　吉田徹彦　氏
16:15 〜17:00	45分	「びわ湖固有種ホンモロコに学ぶ魚類の性の決まり方」	滋賀県水産試験場　 次長　藤岡康弘　氏
−座長− 　 東京海洋大学副学長　　　　　　　　　　　　　　　　岡本　信明　氏 　　長浜バイオ大学特別招聘教授／慶應義塾大学名誉教授　清水　信義　氏 　　長浜バイオ大学学長　　　　　　　　　　　　　　　　下西　康嗣　氏 　　長浜バイオ大学教授　　　　　　　　　　　　　　　　福田　常彦　氏 　　滋賀医科大学教授　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 大久保　岩男　氏
ウェルカム・レセプション　　11月20日（火）17:30〜19:00

４．参加者　　セミナー112人（内会員49人）　レセプション33人（内会員20人）　

５．参加費 　講演会　会員：無料 　非会員：3,000円
　　　　　　　　　　　

　
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