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バイオビジネス2008inびわ湖 開催結果の概要

 「バイオビジネス2008inびわ湖」は、製品や技術の開発、販路の開拓、資金の調達など、パートナーを求めるバイオ関連企業とのBtoB(企業と企業)の出会いの場の提供や、大学のバイオ関連研究シーズを産業化に結びつけるための産学連携のきっかけの場を提供するものです。
 今年は、「バイオテクノロジーによる環境・健康産業への挑戦」をテーマに、シンポジウム・展示・セミナー・交流会など充実した内容で開催しました。
 展示会では、企業、大学、産業支援団体など26企業・団体の出展がありました。その中から、13出展者の方にプレゼンテーションをしていただきました。
 びわ湖環境ビジネスメッセ2008と同時に開催し、その効果もあり県内外から大勢ご来場いただき、盛況のうちに終了しました。

1.主催等
  ・主催:滋賀バイオ産業推進機構(SBO)
  ・共催:長浜バイオネットワーク(滋賀県、長浜市、長浜商工会議所(長浜みらい産業プラザ)、長浜バイオ大学、
       (社)バイオビジネス創出研究会
  ・後援:近畿経済産業局、(財)バイオインダストリー協会、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議
       (社)滋賀経済産業協会、(財)滋賀県産業支援プラザ、滋賀環境ビジネスメッセ実行委員会


2.日時・場所
  ・開催日:平成20年(2008年)11月5日(水)〜7日(金)
   ・会  場:5日 長浜バイオ大学 6日・7日 県立長浜ドーム宿泊研修館

3.来場者数 延べ469人

4.プログラムと結果
 

(1)びわ湖バイオフォーラム 11月5日 13:30〜16:40 長浜バイオ大学  93人参加 
   テーマ「食品成分の機能開発と新産業創出」

時間

演題

 講師等

13:30−13:40

 開会あいさつ

 滋賀バイオ産業推進機構
 理事長 熊谷英彦

13:40−14:20

 基調講演
 「肥満・生活習慣病と食品機能」
 京都大学大学院農学研究科
 教授 
河田照雄 氏
14:20−14:50  講演
 「食品機能研究から糖尿病予防食品の開発へ」
 中部大学応用生物学部食品栄養学科
 准教授 
津田孝範 氏

15:00−15:30

 企業講演
 「地域資源を活用した化粧品開発と産学・産産連携」
 株式会社ルバンシュ
 代表取締役 
千田和弘 氏

15:30−16:00

 企業講演
 「新しい発芽技術による高機能新食品素材の開発と地域
 未利用資源の活用」
 株式会社シードライフテック
 代表取締役 
落合孝次 氏

16:00−16:40

 パネルディスカッション
  〔パネリスト〕
   ・河田照雄 氏
   ・津田孝範 氏
   ・千田和弘 氏
   ・落合孝次 氏
   ・有元裕美子 氏
     三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 副主任研究員 
  〔コーディネーター〕
   ・熊谷英彦

  

  (2)ビジネスマッチング 11月6日・7日  終日 県立長浜ドーム宿泊研修館  
    26企業・団体出展
 

  (株)シードライフテック

  (株)イーグル技術研究所

  (株)東洋発酵

  小松電子(株)

  青花食研(株)  

  (株)バイオセラピーメディカル

  星野科学(株)

  山科精器(株)

  (株)日吉 6日7日

  石川県立大学

  カシロ産業(株)

  滋賀医科大学

  アイ・シード

  長浜バイオ大学

  (株)明豊建設

  立命館大学

  関西オートメ機器(株)

  中小機構北陸支部 いしかわ大学連携インキュベータ

  日本アドバンストアグリ(株)

  (財)京都高度技術研究所

  京都大学農学研究科応用生物科学海洋生物機能学分野

  (財)滋賀県産業支援プラザ

  (株)美創技研

  長浜バイオインキュベーションセンター

  中部飼料(株)

  (財)奈良県中小企業支援センター


◇プレゼンテーション
 6日 テーマ:食と健康
出展者名  プレゼン演題 
(株)シードライフテック 植物種子を利用した高機能素材および高機能食材の開発 
(株)東洋発酵  食品原料「ユニフェス」でメタボを解消する 
青花食研(株)  あおばなエキス末の効能について 
星野科学(株)  酵素搾汁技術の概要 
(株)日吉  遺伝子解析ビジネス 
カシロ産業(株)  セリシンを用いた化粧品とシルクタンパク質を利用した新製品開発 
アイ・シード  竹炭と灰のミネラルによる化粧品及び洗濯洗剤の開発で環境に効果! 

7日 テーマ:環境とものづくり
 出展者名 プレゼン演題 
(株)明豊建設  緑化用コケバイオマテリアル生産制御システムの実用化 
関西オートメ機器(株)  マイクロバブルの生成技術と用途開発 
日本アドバンストアグリ(株)  新しい光が農業を変える「HEFL照明最新技術紹介」 
(株)日吉  衛生管理は遺伝子検査の時代 
京都大学農学研究科応用生物科学海洋生物機能学分野 貝殻サイエンスの環境ビジネスへの展開 
(株)美創技研  琵琶湖再生についてのご提案 
中部飼料(株)  未利用有機資源を利用した家畜用飼料及び有機質肥料の研究開発 

                  

  (3)Bioビジネス戦略セミナー  
    ◇6日 11:00〜12:00
  38人参加

      「メタボニーズの高まりと健康産業の動向」
       三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)研究開発第1部 副主任研究員 有元 裕美子 

■講演要旨
  今年4月から特定健診・特定健康指導が制度化され、メタボ対策をはじめとする健康予防に関心が一層高まるなか、健康食品やサプリメントな ど機能性食品需要の伸びが見込まれます。当セミナーでは、こうした健康産業の市場動向について事例を交えて紹介します。
                        

    ◇7日 13:30〜14:30  48人参加

      「バイオを支えるものづくり産業」
       日経BP社 バイオ部長兼日経バイオテク編集長 橋本 宗明 

■講演要旨
  iPS細胞や再生医療、最先端の創薬研究では、実は計測や分析、精密加工などものづくりの技術が活躍する場面は大きい。政府は医療機器産業の振興策を打ち出したが、その背景には日本が強みとするものづくり技術を利用すれば、医療機器産業は高い国際競争力を持ち得ると考えてのことだ。また、環境分野ではバイオマスエネルギーなどへの利用が叫ばれているが、これもものづくり技術との組み合わせによって、技術革新が期待されている。バイオとものづくり技術とのかかわりについて、事例を交えて紹介する。

 (4)ランチョン(昼食)交流会・名刺交換会
     6日:38人参加  7日:30人参加 

5.詳細な結果概要はこちら(PDF) 

 概要結果報告書
           

   


 
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