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滋賀バイオ産業推進機構は、「びわこバイオステージ構想」に基づき、企業や大学、研究機関、産業振興団体などの幅広い参画を得て、人材育成、情報提供、産学官の交流・連携の場づくり等の事業を通じ、バイオ産業の創出に向けたネットワークづくりを推進している。
また、バイオ産業創出基盤についても、長浜バイオ大学大学院の開学や立命館大学生命科学部・薬学部の新設、滋賀医科大学と長浜バイオ大学のバイオ医療分野での連携、滋賀県版経済振興特区制度の成果による長浜地域のバイオの集積・インキュベーション施設へのバイオ関連ベンチャー企業の入居など、県内各所で整いつつある。
これらの状況を踏まえ、本年度は、以下の事業を通じ、引き続きバイオ産業創出のネットワークを構築を推進しつつ、企業と大学等研究機関、公設試、(財)滋賀県産業支援プラザ等との一層の連携促進により、研究開発プロジェクトの構築や新事業創出の支援を積極的に推進する。
T.組織の管理運営
1.理事会等の開催
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当機構の運営方針、事業計画・事業報告、収支予算・決算等必要な事項を審議・決定し、事業の企画・運営等を 行うため、各種会議を開催する。
・総会 (年1回開催予定:6月頃)
・理事会(年2回予定:6月、3月頃)
・企画運営会議(随時) |
U.事業の実施
1.産学官連携促進事業
(1)研究技術交流会
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大学研究者と企業、公設試との交流による共同研究の立ち上げ、事業化を目指し、最新のバイオテクノロジーや大学等のシーズに関する情報提供や交流・意見交換の場を提供するため、セミナー・交流会を行う。(3回)
・分野:@地域資源(農水産物+バイオ)
地域資源(農水産物や発酵技術など)を活用した高付加価値商品や機能性食品等の開発
Aものづくり技術(製造業等+バイオ)
健康や環境、食の安全安心に貢献する検査技術、試薬、機器等の開発 |
(2)産学官連携・産産連携研究開発促進支援事業
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企業や地域のニーズや、大学・公設試などのシーズを積極的に収集し、研究技術交流会の場を活用するなどし、産学官連携による研究会やコンソーシアムの形成、外部競争的資金などを活用した研究開発プロジェクト等の立ち上げを支援する。
また、大学や産業振興団体などのバイオ関係コーディネーター等と情報交換会を開催するなど、産学官の連携を一層強化する。 |
2.産業化促進事業
(1)バイオビジネス展示会
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びわ湖環境ビジネスメッセと連携して、ビジネスパートナーや販路開拓を求めているバイオ関連企業やベンチャー、団体などによる技術や商品の展示を行い、併せて、プレゼンテーションを行うことにより、BtoBを重視したビジネスマッチング事業を行う。 |
(2)バイオビジネスセミナー
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中小企業者等を対象に、バイオ産業への参入を促進するため、最新のバイオテクノロジーや市場の動向、バイオテクノロジーを活用して事業創出事例などに関する情報提供するためのセミナーを行う。 |
3.情報収集・発信事業
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会員企業や機関等の研究開発、ビジネス活動の状況を訪問やセミナーへの参加等により収集・整理するとともに、会員に関する情報や補助金等の支援策の情報をホームページや会員メール等により情報発信を行う。
会員企業やインキュベーション施設入居ベンチャー等の販路開拓等を促進するため、展示会等への参加により、滋賀からの情報発信を行う。 |
4.その他関連事業
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本機構の目的を達成するため、関係機関との共催・後援事業の実施、会議、イベント等への参加などを行う。 |
区分 |
予算額 |
摘要 |
会費収入 |
1,200 |
会費(通常会員 20千円×60会員) |
1,200 |
負担金収入 |
7,100 |
参加負担金、その他負担金 |
7,100 |
前年度繰越金 |
216 |
前年度繰越金 |
286 |
合計 |
8,586 |
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区分 |
予算額 |
摘要 |
管理費 |
3,191 |
会議費
総会、理事会、企画運営会議 |
1,384 |
事務費 |
1,807 |
事業費 |
5,395 |
産学官連携促進事業
研究技術交流会(1,086)
研究開発プロジェクト構築支援(477) |
1,563 |
産業化促進事業
バイオビジネス展示会(1,692)
バイオビジネスセミナー(813)
情報収集・発信事業(918) |
3,423 |
その他関連事業
共催セミナー開催等 |
409 |
合計 |
8,586 |
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